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人間の体は約60%が水だそうです。残りの15〜20%がたんぱく質、脂肪は約15〜20%、骨のカルシウムを含むミネラル3〜4%、残りが炭水化物や核酸。
ちなみに胎児は90%、幼児は70〜80%が水、高齢になると水の割合がほぼ50%、肥満では脂肪ばかりが増えて水の割合は50%以下になってしまいます。
元素では酸素(62.4%)、炭素(21.2%)、水素(9.9%)、窒素(3.1%)、カルシウム(1.9%)の順。
これらの元素から出来ているたんぱく質、炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミンを5大栄養素と言う。
5大栄養素について調べてみた。
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■ たんぱく質 |
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たんぱく質は数百種類のアミノ酸の内、幾つかのアミノ酸が結合して作られ、その数10万種類くらいあると言われています。
人間に関わるのは20種類のアミノ酸から作られるたんぱく質で、アミノ酸だけの結合の単純たんぱく質(アルブミン、コラーゲンなど)の他、糖と結合したムチンなど、リン酸と結合したカゼインなど、色素と結合したヘモグロビンなど、脂質と結合したリボプロテインなど、金属と結合したヘモシアニンなどがあります。
たんぱく質は、皮膚、骨、筋肉、毛髪、血液などの構成成分となるほか、酵素、ホルモン、神経伝達物質などもたんぱく質からつくられます。
ただし直接運動エネルギーにはなりません。
9種類のアミノ酸は、人間の体内でつくることができないので、食品から摂取しなければなりません。これを必須アミノ酸と呼び、どれか1つが欠けても、骨や血液をつくるのに必要なたんぱく質をつくることができません。
食べたたんぱく質は腸でアミノ酸に分解、吸収され、体の各所で適したたんぱく質に合成されるが、一定期間が過ぎると、分解され、新しいたんぱく質と入れ替わる。体の中の3%のたんぱく質が毎日入れ替わると言われています。
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■炭水化物 |
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炭水化物(糖質)は、単糖類(ブドウ糖、果糖など)、二糖類(ショ糖、乳糖、麦芽糖など)、多糖類(でんぷん、グリコーゲン、食物繊維など)の3種類に分けられます。
食べた炭水化物は1番分子の小さい単糖類のブドウ糖にまで分解されてから体内に吸収されます。
そして血液中のブドウ糖(血糖)は 各細胞へと運ばれて1g当たり4kcalのエネルギーをつくりだします。
エネルギーは、脂質などからもつくりだすことができますが、脳や筋肉はブドウ糖のみをエネルギー源としています。また食べ過ぎなどで過剰に血糖が増える状態が続くと、インスリンの働きが悪くなり血糖値が高くなります。これが糖尿病の原因となります。
中には食物繊維のように分解、吸収されない炭水化物もありますが、これは排便のために重要な役割を担っています。
エネルギーとして使われなかった血液中の余分なブドウ糖は、グリコーゲンに変化して肝臓と筋肉に貯蔵されます。グリコーゲンは、体内のエネルギーが少なくなるとブドウ糖に分解されエネルギー源として使われます。
肝臓と筋肉に貯蔵できるグリコーゲンの量には限界があります(約300g)。ここでも余ってしまったブドウ糖は脂肪組織に運ばれ、中性脂肪に変えられて蓄積されます。このため脂質だけでなく、炭水化物の摂りすぎも肥満の原因になります。
血糖が不足し、肝臓にも筋肉にもグリコーゲンの蓄えが不足した状態では、たんぱく質を分解してブドウ糖にかえて血糖を確保しようとしますから、ダイエット中でも必要な炭水化物は必ず摂りましょう。
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■脂質 |
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脂質は、たんぱく質や炭水化物に比べて、少量で大きなエネルギーになる非常に効率のよいエネルギー源ですが、摂り過ぎて使われない分は中性脂肪として蓄えられまて肥満の原因になります。
また脂質は、脂肪酸とグリセリンに分解されて吸収され、ホルモンや細胞膜、角膜などの構成成分となるほか、ビタミンA、D、Eなどの吸収を助けるはたらきをします。
脂質の主な構成成分は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸とで、飽和脂肪酸は、肉類、牛乳、乳製品などに多く、不飽和脂肪酸は植物性油脂や魚の脂に多く含まれています。
不飽和脂肪酸にもn−6系脂肪酸(植物性油脂)とn−3系脂肪酸(魚の脂)とがあり、後者は血中コレステロールの低下、血小板凝集能の抑制、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、花粉症などアレルギー疾患に対する予防・治癒効果、あるいは慢性関節炎など炎症性の症状にも効果があることが報告されている。
一方、前者では血中コレステロールの低下以外の効果は見られず、逆に血小板凝集作用が強まり、過剰摂取は成人病を促進することになるばかりか、炎症物質を作ってアレルギー反応を助長する結果を招くことがあることも明らかにされている。
こうして、一時期もてはやされた植物油への過信を反省する気運が高まっている。
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■ビタミン |
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ビタミンとはタンパク質でできた酵素分子の中に補酵素としてはまり込んで、生化学的反応の主役を演じる部品を構成する、特殊な有機物低分子化合物である。
すなわち、たんぱく質、炭水化物、脂質の生化学反応(代謝)を促す、言わば生体触媒とも言える酵素は補酵素と組み合わさることで活動を始めるものが多く、工作機械に例えれば、ボール盤本体が酵素、ドリルが補酵素で、初めて穴あけが出来ると言う、小さくても主役的存在なのである。
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12 ビタミンC ビタミンD ビタミンE ビタミンK ナイアシン パントテン酸 葉酸 ビオチンが知られている。
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■ミネラル |
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その多くがビタミンと同様に酵素の活性中心として酵素分子に組み込まれたり、酵素やそれ以外のタンパク質分子が機能を発揮するときのスイッチの役割を果たしている。
体重に占める割合は3〜4%だが不足すれば体がうまく機能しなくなる。
体の中のミネラル全体の各成分の比率はカルシウム(50.8%)、リン(29.4%)、、カリウム(6.7%)、硫黄(5.1%)、ナトリウム(2.9%)、塩素(2.8%)、マグネシウム(0.9%)、さらに極微小(0.001〜0.00001%)に鉄、フッ素、ケイ素、亜鉛、マンガン、銅、セレン、ヨウ素、モリブデン、コバルト、クロムですが、全部で60種類もあると言う学者もいます。
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